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風邪の便り

葵祭が終わったあたりが京都の初夏の終わりで、日差しは日に日に本気を出し始める。もう少しすると疎水に蛍が現れて、それが梅雨入りの非公式宣言である。

 

季節の変わり目は情緒にばかりではなく、物理現象として肉体にも訴えかけてくる。

季節の谷間毎に、私は必ずと言って良いほど風邪を引いている。大体パターンも決まっていて、喉にやってくる。去年くらいから四季どころか初夏、梅雨、晩夏ときめ細やかな季節の変化の目印になり、30手前までには二十四節気に完全対応する予定である。

 

雨の日が増えてきたので、もはや当然のように喉は違和感を訴えている。じきに治ると言っておきながら、最近薬の効きが悪くなってきた。ウィルスのほうは学習しているらしいのに、免疫機能のほうは全く成長していない。一体誰に似たのか。

 

箱買いしておいたポカリが役に立った。暖かい蜂蜜紅茶を飲んで、今しばし横にならなければならない。