rinshunn’s blog

京都、栃木、ときどき哲学。

珈琲序説

駅と無く、観光地と無く、土産物屋の軒先は「京◯◯」という名のお菓子で一面の抹茶色だ。

もちろん、京都が茶どころであるのは間違いない。そして、抹茶などを嗜んだり飲んだりする機会も、他の地域に比較すれば多いのかもしれない。

しかし、この街に住まう人たちは、「コーヒーにトースト」という、存外にハイカラなライフスタイルを好んでいる。

 

 

寺社仏閣の香の香りばかりが、京都の匂いではない。大通りと言わず路地と言わず、一休みしようかという頃合いには、すかさず素敵なコーヒーの香りがする。

 

オシャレで綺麗なお店もあれば、建物がもはや文化財のような老舗もある。もちろん、スタバやドトールといったチェーンだって、町中至る処にある。もとい、宇都宮にだってあるものがここにないということもないだろうが。

 

 

老舗ともなるとお客の方も年季が入っていて、店によっては「常連さんエリア」らしきものが暗黙のうちに設けられていたりする。早いところだと朝の7時とかから空いていて、常連さんが「いつもの」椅子に座り、モーニングセットを食べている。暗黙のルールを破らないよう、いくら空いていようとも、とりあえずは店員さんの案内を待つのがよそ者にとっては賢明だ。神社仏閣と違って、喫茶店は京都人の生活空間でもある(寺が生活空間だという知人もいるけど)。

 

 

読まねばならない文献の数だけ、自然と喫茶店詣でも捗る今日この頃である。

 

方法序説 (岩波文庫)

方法序説 (岩波文庫)